Ni 5 キャンピングカー(約3トン)の「ぬかるみ脱出用」に購入し、使ってみました。シングルラインでぬかるみを想定し凹みからの脱出が問題なく出来ました。状況によってはダブルラインで牽引する必要もあります。数回牽引後ギヤ音が気になりましたので、モリブデン グリスアップと増し締めをしました(自己責任)。これは、ネットに同様な情報が上がっていましたので気になっていました。やはり、「ボルトの緩み」と「いもグリス」が、この製品の耐久性を悪化させているようです。モリブデン グリスアップと増し締め方法を、簡単に写真を用いて説明します。本体は、「モーター部」、「ライン巻取り部」、「ロック、フリー操作部」の3っに分解します。1.「ロック、フリー操作部」上部の内6角ボルト2ヶ所を緩めます2.本体底の固定部の内6角ボルト4ヶ所を緩めます(2ヶ所が緩んでいました)3.さらに、「ライン巻取り部」上部の6角ボルト2ヶ所と⊕ビス2本を緩め(緩んでいました)「モーター部」、「ライン巻取り部」を分離します。4.四角いアルミカバーを外すと、アルミ鋳造の太陽歯車が見えます。5.太陽歯車を下にすると太陽歯車と遊星歯車が外れます。歯車周辺の「いもグリス」を歯ブラシなどを用い取り除き、二硫化モリブデン配合のモリブデングリスと入れ替えます。「ロック、フリー操作部」の軸受け部も同様にモリブデングリスと入れ替えます。緩んでいたボルト等を適切に締め付け組み上げると、「ギヤ音」や「回転ON/OFF時のショック音」も穏やかになり、安心できる操作感となりました。実践後、改めて報告したいと思っています。