3群5枚構成のLEタイプの光学デザインを踏襲しており、中心はシャープ、視野の周辺に向かって緩やかに収差が低下するタイプであり、低倍率アイピースとしては癖のない十分な性能を持っています。特にマッチングが良いのは f/10〜12のカセグレンタイプの反射望遠鏡で、Mewlon-180、Mewlon-210、Mewlon-250CRS、Mewlon-300CRSなどに使用すると40倍から80倍の低倍率が得られ、特に補正レンズの入ったCR系では視野の隅までフラットな星像が得られます。LE40mmが加わることで、LEシリーズアイピースの大きく空いていた30〜50mmの焦点距離が埋まり、より細かく倍率が選択できるようになりました。
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