テイカカズラは、日本の本州〜九州に自生する常緑つる性植物です。
テイカカズラのテイカとは、鎌倉時代の歌人 藤原定家の伝説を脚色した謡曲「定家」に由来します。
成就しなかった恋を忘れられず、恋人である式子内親王の墓に蔦葛となって絡みついたというお話です。
葉は濃い緑色で、秋には美しい紅葉を楽しませてくれます。
初夏になると甘く香る白やピンク色の花を咲かせます。
茎のところどころから気根を出し、壁や木にくっついてはい上がっていく性質があります。
この性質を活かし、フェンスに絡ませたり緑のカーテンに利用されています。
どちらかというと葉っぱを楽しむカラーリーフですが、花の時期も見ごたえがありますよ。
分類 | キョウチクトウ科テイカカズラ属 |
特性 | 常緑性 |
用途 | グランドカバー・地植え・鉢植え(室内不可) |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | 強い |
適地 | 日本全国育成可能 |
草丈・樹高 | 2〜10m位(環境による) |
開花期 | 5〜9月 |
花色・葉色 | 白花・ピンク花・緑葉 |
植え付け | 5〜9月 |
日照 | 半日陰〜日なた(西日が当たらない) |
用土 | 適度に湿度がある土壌 |
水やり | 鉢植えは土の表面が乾いていたらたっぷり水やり 地植えは根付いてしまえば基本的に不要 |
肥料 | 不要 |
剪定 | 3月 |
ポット径 | 9.0cm |
植栽数 | 25〜36ポット(1平米あたり) |
病気 | 特になし |
害虫 | 特になし |
その他 | 難易度 低 ■注意■
Information
|