生食は、『美と健康の宝庫』韓国に古くから伝わる伝統的な食事法で、
野菜や穀物などを粉末状にした乾燥粉末食品です。
「生食(センシク)」とは、火を加えず生で食べるという意味で、火を通した食のことを
「火食」といいます。 また現代では、穀物や、野菜、キノコなどを
凍結乾燥(フリーズドドライ)させて、水に溶かして摂取する食事を生食(センシク)といいます。
「生食(センシク)」は、加熱されていないため、それだけ栄養の損失が少ないというのが、
専門家の意見です。特に、葉緑素と穀物などに含まれるビタミンC、A、E、そして酵素を、
ありのままに私達の身体にとどけます。
「火食」は、美味しいのですが、調理過程において火を通すことで、
これらのビタミン、ミネラル、酵素、が破壊されたり減少するのが難点です。
生食ドリームの内容
生食ドリームには、発芽玄米メシマコブ、アガリクス、冬虫夏草をはじめ、
46種類の穀物・野菜・豆・海草・きのこなどを、自然のビタミン・ミネラル・食物繊維もそのままの状態で、
まるごと凍結し、粉末にしたものが入っています。
食材は、およそ90パーセントが水分です。そのため、1袋20gでも、およそ10倍の食材を摂ったのと
同じ効果があります。 あわせて46品目の食材があるため、栄養のバランスもよくなります。
主な食材は、発芽玄米です。発芽玄米は、すばらしい成分を持っています。
発芽玄米メシマコブをはじめとする46種類の食材がバランスよく配合されています。
生食ドリームは生きている食事です。
生食には「胚」が生きています。 玄米には、ビタミンとミネラルが胚に66%、
米ぬかに29%分布しているのに対し、白米は胚と米ぬかが除去されているので、
ビタミンとミネラルはわずか5%しか残っていません。生命の芽となる
胚を含む穀類を原料とする生食は、最善の摂取方法なのです。
生食には「葉緑素」が生きています。 人をはじめとする動物は栄養分を自ら作れないのに対し、
植物は葉緑素が光合成をすることによってブドウ糖、タンパク質、ビタミンを作り出します。
この葉緑素を食べることにより、魚や肉の調理過程において発生する有害な物質を抑制する事ができます。
しかし、葉緑素は火を通すことで簡単に破壊されてしまうので、生で食べることが最も望ましいのです。
代表的なもので、「青汁」が現代社会の健康に寄与していますが、
含まれる食品は2〜7種類程度と少ないため、40種類以上の食品を一度に摂れる生食が、より効果的といえます。
生食には「酵素」が生きています。
生命の誕生、成長、維持、消滅に至る全過程に関与している必須生命物質の酵素は、
食事で摂ったタンパク質を血液中に流れやすくするため、アミノ酸の形態に小さく分解する働きをします。
酵素は、年齢を重ねるとともに、またストレスを受けることによって、酵素の体内生産が減少し、
それにより身体の代謝作用が低下してしまいます。そこで、酵素を多く含む生食を食べることで、
体内酵素が活性化して代謝が円滑に行われ、体内に蓄積される老廃物を排出し、
きれいな肌と爽やかな体へと導いていきます。
生食には「食物繊維」が豊富に含まれています。 繊維質は、体内の老廃物や毒素物質を吸着し、
排泄させ、血中コレステロール・重金属の濃度を減少してくれる、言うならば「身体のお掃除屋さん」です。
繊維質は、胚が残っている穀物をはじめ、野菜、海草類、果物など、植物性の食品から摂取できますが、
火食(火を通した食事)より生食で食べる方が、より多く摂取することができます。
生食には「ビタミン」と「ミネラル」が豊富に含まれています。 ビタミンは、食べ物をエネルギーに変えて、
成長・活力・疾病予防などの生命現象の維持を成すので、生命に活気を与えてくれます。ビタミンは、
天然食品の中に含まれているのですが、加熱や加工の過程で簡単に破壊されたり、
保質時間の期間によって野菜・果物のビタミン保有率も変わってしまいます。
ビタミンが欠乏すると免疫力が低下し、不眠症、神経過敏、食欲減退、無力症などが現れ、
壊血病や脚気までも生じる可能性もあります。ビタミンの摂取は、吸収率が低い合成ビタミンよりも、
天然のビタミンで吸収率が高く、ミネラルの吸収も高める生食がおすすめです。
生食には「生理活性栄養素(パイトニュトリエント)」が生きています。
パイトニュトリエントとは、植物だけが持っている健康を維持する栄養素で、
病気に対しての自然防御力を与えてくれます。知られているものには、
人参のベータカロチン、トマトのリコピン、豆のイソフラボン、緑茶のカテキン成分があります。
パイトニュトリエントは活性酵素、昆虫、バクテリア、ウィルスなどを防御、そして生命を維持し、
またガン、心臓病、老化を防いでくれる未知の免疫物なのです。
パイトニュトリエントは、植物性の食品のみに含まれています。中でも新鮮な食品に多く含まれており、
パイトニュトリエントを最もたくさん摂る方法が生食なのです。
生食の魅力
キムチョン大学の食品栄養学科のユン・オッヒョン教授の研究論文
「生食(センシク)及び菜食人の栄養状態と生食(センシク)人の主食についての研究」
での血液検査の結果、生食(センシク)人は火食人に比べ、カロリーの摂取は低いが、
必修アミノ酸が多量含まれている豆類などを食べる為、
むしろ良質のタンパクをより多く摂取している事が明らかになりました。
また、生食(センシク)人の血中コレステロールの数値は、火食人より低く、
カルシウム、鉄分、ビタミン類も必要な摂取量以上である事が明らかになりました。
生食(センシク)を飲むと自然に少食になります。リンゴ55〓を凍結乾燥すると5〓に減ります。
これは粉末にすると元の1/30に圧縮されるからです 。 だから、少食にしてもエネルギーを摂る事ができます。
大事な事は、生食(センシク)は食事の代用になるという事です。
生食(センシク)を摂取する時は、大量の水を一緒に飲むと良いです。
これは体内の老廃物を効果的に除去するのはもちろん、生食(センシク)が
体内で十分に膨らむのを助ける為です。
飲む時は1袋20gの食品でしたが、体内に入ると、水と共に量が増え、なかなかお腹が空かなくなります。
通常は、野菜を中心にし、1日1,2回程度の火食を併用すれば生食(センシク)に失敗しにくくなります。