スコットランドのアバディーンシャー州ケネスモント近郊にあるアードモア蒸溜所。
1898年、ウィリアム・ティーチャーの息子アダムが、自らの会社のブレンドウイスキー「ティーチャーズ・ハイランドクリーム」のための原酒を確保するために設立しました。
ギリー農地の奥地、アバディーンシャーのハントリーのケネスモントを流れるボギー川のそばに建てられています。
1955年に2基のポットスチル(単式蒸留器)が追加され、1974年には更に4基のポットスチルが追加されたことで、設置されているポットスチルは、合計8基。
2001年の初め頃までは石炭を燃料とした直火方式のポットスチルを使用して蒸留していたものの、その後は、高温蒸気を用いた間接加熱方式のポットスチルでの蒸留に変更しています。
アードモア蒸留所は「ティーチャーズ・ハイランドクリーム」のメイン原酒として知られていますが、シングルモルトも限定数量で出荷しています。 決して華やかなイメージはなく、むしろ生真面目で不器用、そんな味わいのシングルモルトです。 オフィシャルボトルはほとんど発売されてこなかったため、知名度はそれほど高くありませんが、それでもその個性的なキャラクターにはファンも多く、今なお根強い人気を誇っています。 アルコール度数46%に調整されており、ケネスモントの上空を舞う蒸溜所の守り神、イヌワシの描かれたラベルがトレードマークです。
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