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みのる 3
風で飛ばされて、壊れました。使う場所は考える必要あり

ami 5
入院中の父のベッドサイドに設置しました。筆談用のA4ボードとボックスティッシュがすんなり収まるので便利です。ブラウン無地にしましたが、自宅に帰ってからも違和感なく使えそうです。

Amazon Customer 3
この風景は、手を伸ばして触れたいと思っても、触れられない２Dの奥の広がりと、思い出の中に留めておくべきだったかも。切り貼りで組み立てた後、光の当て方が難しいです。天井のライトで照らされる室内だと、前面枠の上の梁？の影や、ビーチパラソルの影が背景を損ねてしまいます。立版古(たてばんこ)には以前から興味はあったのですが、手にしたのはこの商品がはじめてです。今回は、それに向いた素材と不向きな素材があるのだと思いました。この立版古の内側両壁面に続いている部分は元の絵にはなかった部分で、「絵の中に首を突っ込んで横を見てみたらどんなふうになってるのかな」という好奇心が満たせないこともなく、永井博氏が協力されたのでしょうか、トロピカルなしげみが違和感なく両サイドに広がっていますが、あまり感動的ではありませんでした(^^;。むしろ、もし両サイドを描き足してくださるならワイドビューにしてほしかった。しかしそれでも、ミロのヴィーナスの両腕のようなもので、見れなくてもどかしいけど、見てしまうと急に無限の広がりがなくなってしまったとも言うような感覚で、更に小さくて窮屈な箱の中の絵なので、ちょっとその世界に浸れませんでした。ただ、私は永井博氏や鈴木氏の世界が大好きで（そのせいか後発のわ○せ○い○う氏の絵が個人的に嫌いなのですが(^^;すみません、とてもポップで良い絵だとわかっているのですが）、その世界観を期待してしまったのがいけないと思うのです。立版古やペーパークラフトが好きな人であれば、申し分ない作品だと思います。世界観云々を抜きにして、とても綺麗な絵なので。また、あまたいるその世代の中で、私のような中古人間のただ一人がもろ手を挙げて喜べないと言っているだけで、これを商品化した人たちの心意気は大大大好きです。作り上げるのに数時間かかりますが、説明書の中に、アルバムを2－3回聴ける程度の時間と記されています。まるでわざわざこれを作る人はロングバケーションの大ファンでしょ、とはなから決めつけたような物言い。はいおっしゃるとおり全くその通りです(^^;。なんでバレた？　また、細かいパーツもあるのですが、そのようなパーツについては、ちゃんと「切るのに失敗したとき用」が一つづつ余分に用意されており、至れり尽くせりです。そんな人たちが、青春がオヤジ化してしまった今、心を込めて作ってくれたのですから、売れてくれたらいいなと思います。（ほんとはオヤジ達でなかった場合は失礼。若い方々、ロングバケーションの世界へようこそ）　そんなわけで、定価の880円なら、好きな人にとっては「買い」だと思います。しかしプレミア価格になってしまって値段相応か迷い、購入に悩む場合、上記意見を参考にしていただければと思います。高い金払って得られる満足感かどうかというと、人を選ぶのでご自分の気持ちとよーくご相談を。そして値上がり分のお金は、粋な製作者達には還元されないでしょうから。昔、筆箱の中にロングバケーションの世界を秘かに再現しようと思い、ジャケットを見ながらペイントマーカーで筆箱内のスポンジにこの絵をどうにか描きました。下手でしたが。最後の仕上げに、当時ちょっと流行っていたタクティクスコロンでサマーブリーズのシーズニングを、と数滴その絵にかけたところ、恐ろしいことになってしまいました。抽象画になってしまったその絵を、もう一度頭の中で組み立て直しながら、実際にこの商品を組み立ててみた体験は（with老眼鏡）、880円でかなりお得でした。

ニムロデ 5
子供の頃、PCゲームがどうしてもしたくて、大枚はたいてPC9801VXというパソコンを中古で購入した。自分の部屋にPCがあるってのがとにかく嬉しくて、必死で部屋の模様替えしたりして置く場所考えて。そしてわくわくして電源ON・・・ゲーム（英雄伝説IV 紅い雫）のフロッピーディスクを入れて起動・・・あれ、なんか音が・・・鳴ってるには鳴ってるんだけどピーピーいってて変？そう、当時のPCは音源が標準で内蔵されておらず、ビープ音で音楽が鳴っていたのだ。まともな音を出すには86音源ボードというFM音源機能を追加するものが別途必要で、それが10,000円超えという事実を知って途方に暮れた。親にせびってどうにかFM音源ボードも購入し音が出て感動していた時、ゲームの音源設定に見慣れないものがあることに気付く。「MPU-401？ RS-232C？」・・・ナニコレ？調べてみるとこれは接続端子の規格で、ここにMIDI音源を接続すると、FM音源とは全く違うかなり本物の楽器に近い音を出すことが出来るとの事ですさまじく欲しいと思い、値段を見ると89,800円。ハイ無理。絶対無理。PCショップに行くたびに商品として陳列されているSoundCanvas SC-88Proを物欲しげに眺め、でも決して届かない。自分にとってMIDI音源とはそういうものでした。時代は進み、私も歳をとった。数十年の時が流れ、荷物の整理をしていたら当時購入したPC-98やら５インチフロッピーのゲームやらが出てくる出てくる。正に青春時代の思い出の塊。試しに電源を入れると、なんと動く！（古い機械ほど丈夫で長持ちするよなぁ）こいつぁ何とかデータを吸い出してエミュレーターで動くようにしたいと思い、せっせと作業。程なくwin10環境下で当時のゲームをほぼ動くようにすることが出来、久々に起動したそのゲームの音源設定に表示される「MPU-401 RS-232C」。当時、欲しくてほしくて手が届かなくて、結局諦め、忘れていた物欲が当時の懐かしさと一緒に沸き上がり、ネットで探すと殊の外簡単に見つかった。12,500円！？買える。買えるじゃないか！全然安い！・・・いや待て、win10で、エミュレーターという環境下でこれ動くのか・・・？いやしかし、動く動かない以前にとにかく欲しい。最悪PC-9801 BX3（VX購入後数年して中古で買った機体）に繋いで使えば良い。そう思い立ってとにかく購入。そしてどうにか現環境で動かせないかと調べたら、win10はそもそもMIDIマッパーが削除されており、現環境ではソフトウェアMIDIしか動かないという事実に直面。そりゃそうだ。何せ外部MIDI音源はRS-232Cという太古のコネクタ規格で運用されていたのだ。しかしどうしても諦めきれない私は、MIDI規格自体は残っているのだから外部の機械にデータを送る術さえあればどうにかなるのではと調べまくった。・・・あった。ありましたよ！無くなってしまったRS-232Cに代わってUSBコネクタでデータを外部MIDI機材に送る「Roland ローランド MIDIインターフェイス UM-ONEmk2」というケーブルがローランドから販売されていた！　こういうモノがあるという事は、マイクロソフトが消した(何で消すの？マイクロソフトってOS刷新する度に必要なものまで消していくよね)MIDIマッパーもどうにかして入れられるはずだと思い、さらに調べるとやはり、できる。MIDIマッパーは追加できる！最終的にはwin10、エミュレーター環境にてMIDI音源を使ってPCー９８のゲームの起動に成功。数十年越しの夢が叶い、色褪せた思い出を少しだけ色鮮やかにしてくれた。購入したSoundCanvas SC-88Proは中古で箱は無かったものの非常に美品で全く問題なく動いてくれた。こういうモノを大事に使って、世に再利用の機会をもたらしてくれた良質なユーザー様と、過去の製品にも使用可能な道筋を残してくれたROLAND社の、真摯な物作り精神に深く感謝したい。本当に良い物は心に残り、数十年の時を経てもその価値を失わない。そんな事実を再認識させてくれる商品だと思います。