TAK 2 例によって音楽は差し替え、それを承知で見る分には楽しめます。シーズン1のメンバーは今にすれば二度と揃わないと思える顔ぶれだったけど、見始めた頃はほとんど顔も名前もしらなかった。シーズン2もしかり、ウリ、スジ、イェウォンはまったく知らなかったし、エンバも苦手なキャラクターなので、シーズン1ほどには楽しめないのかなと思った。現地では低視聴率で途中打ち切りになったようだし、8人いたメンバーも最後まで残ったのは6人?さらにはMCまでも交代したようで、日本以上に韓国の番組のテコ入れは生々しい。それを思えば完走した出演者は褒めてやっていいのかな。相変わらず幼稚と言えば幼稚でマンネリ化も否めないようだし、バラエティ慣れしていないヒョヨンとエンバが無理やりはしゃいでいるように見えてしまうのも確か。普段ピンで他のユニットのメンバーと顔を合わせることもないだろうから、ギクシャクした雰囲気もあり、番組はそんな関係から次第にメンバーが親しくなる過程を見せるわけで、それはシーズン1や豪快ガールズにも言えたこと。連投のサニーはさすがにバラエティ慣れしていて貫禄さえ感じる。日本でもこういう姿を披露してくれたら面白いのにと思う。9話目に収録されている俳優のイム・ハリョンが登場する回では、映画「トンマッコルへようこそ」ネタが入り、スジがカン・ヘジョンのパロディを演じたり、ウリ、ボラ、イェウォンの芸達者ぶりにも笑わせられる。ボラはシーズン1でゲスト出演した際の陸上ドルの姿も思い出される。ウリとイェウォンは年長でありながらも、キャリアの長い少女時代よりも格下の扱いのようで、それでもこの回辺りになると、8人の中でもっともイキイキとして見えてしまう。イェウォンもJewerlyで活動している時とは程遠い姿ながら、歌わせるときれいな声をしているので驚かされる。日本の下品な電飾だらけのバラエティよりもはるかに面白い。素朴だからこそ面白いのだろうな。ちょうどCSで本放送が始まるところで、番組を見ることが出来る人なら高価なDVDはいらない。販売商品として売るのなら、本人の持ち歌くらい著作権をクリアしてくれないとね。難しい問題なんだろうけど、さすがに作り手は考慮したらしく、生音と音楽を別チャンネルで収録したのでしょう、音楽がカットされた部分でもタレントたちの生の声はちゃんと生かされてます。さらには16:9のハイビジョン・サイズで収録され、映像もクリアになっていることは評価。2013/2/23 追記この商品が日本で編集されているのかどうか知らないが、意味不明にカットされたシーンがあったりする。音楽が絡む著作権の問題でもなく、CSの放送でもカットされていないのに、何故販売商品であるDVDでカットされてしまうのか?例えば9話のウリの龍の昇天で、わずか数秒をカットしているところがあり、DVDを見た時にアクションがお化けになっていておかしいなと感じていたところ。プロの編集マンならお化けカットの意味くらいわかるだろうが、映画でも放送上で問題のあるものならカットされたり、ボカシが入ったりするが、販売される商品でカットされるなどありえないこと。尺の問題でも音楽の問題でもなく、面白いものをつまらなくすると言った、言わば悪意を感じてしまうような編集だ。後半では少女時代のヒョヨンたちが外人に竹島発言させてる場面もあるようで、これこそ放送でカットされるのか、そのまま放送されるのか対応を見たいところだが、DVDの2巻目はメンバーとMCが降板したところで最終話となっていて、これも実に中途半端、高い買い物である。
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