Tokyo City Dude 4 Scotty Cameronは素晴らしいパターです。そんなScottyにサードパーティー互換品をつけてしまうのは、けしからん、もったいない、と私も思います(保証も無くなるし)。しかし、もう少しだけ重ければ、ストロークのふらつきをもう少し抑えられるのではないか、という仮説を実証したい欲望に負けました(むろん、手前の力量は棚上げです)。20gと30gを購入し、2012年バージョンのSelect Newport 2(以下、NP2)に装着して試してみました。パターは平行輸入品でしたので、ねじ式のウェイトを外すのにお湯につけたり、ヒートガンやバイスに頼ったりすることなく付属の専用レンチであっさり外れました(接着剤が軽くついていますので、場合によってはお湯が必要です)。純正のNP2のウェイトは15gです。純正のウェイトは、ペットボトルのキャップ状でパターに装着された状態では中空部分があることになりますが、このカスタムソールウェイトは、裏面も閉じていますので、少し密度があがる印象です。で、効果の程はというと、悪くない感じです。30gは小生には少々重すぎ、20gがフィットしました。20gのウェイト付きは、純正品でもHeavierバージョンとして1万円高程度で売られているので、ちょうどノーマルバージョンにプラス3,000円で同等の仕様になったかも。打感の変化は、やはり密度があがっているからなのでしょうか?、PINGのANSERやKarstenのようなテイストに寄る気がします。Scottyの軽やかでソフトな打感からよりタイトな打感になるといえば良いか。重くなった分、少し先に転がる印象ですので、距離合わせの感覚の修正が要ります。ただ、自分としてはさほど神経質になるレベルではありません。ショートパットでは、わずかなストロークで芯を喰う振り方には奏功しています。また芯を外しても、むしろ以前よりまっすぐ転がってくれるように思います。星1つ減は、専用レンチの棒が抜けたことによります(接着だけのようですね)。やはりそれなりに最初のウェイトの取り外しはチカラが要りますので、もう少し棒が長くトルクがでるとラクかと。梱包状態は丁寧でした。USのamazonの評価には、ウェイトが厳密には同じ重さでないとの評価もありましたが、結局フィールは良くなったので気にしないなど書かれていましたね。若干の「重み」からくるショートパット時の安心感が増した点、良い実験だったと思っています。次は純正のHeavierバージョン試したくなりました。