クイーンルージュ(R)はシャインマスカットとユニコーンを親に持つ、長野県生まれのぶどうです。2020(令和2)年から本格的に出荷がはじまった新しい品種で、現在は長野県内のみで栽培が許されています。
鮮やかな紅色の赤系ぶどうで、シャインマスカットの特徴を引き継ぐ、皮ごと食べられる種なしぶどうです。パリッとした食感で、シャインマスカットよりも皮が気になりません。
最大の特徴はその甘さで、糖度は20度以上と高く、酸味がほとんど無いため甘さがより際立ちます。ほのかにマスカットのさわやかな香りも感じられます。
果皮についた白い粉(ブルーム)は、ぶどうの鮮度を保つ役割を持つため、食べる直前に洗い流してください。冷やしすぎると甘さを感じにくくなるので、食べる2〜3時間前に冷やすといいでしょう。
保存する場合は、新聞紙に包むかビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管します。また、房から実を一粒ずつカットすることで、冷凍保存することも可能です。この時、軸を実の方に少し残してカットするのがポイントです。密閉容器などに入れて冷凍保存したぶどうは、食べる分だけ取り出して水洗いするとシャーベット状で楽しむことができます。
「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。