プリンチピアーノ家は、1900年代の初頭から、自分たちが所有する7ヘクタールの畑でブドウ栽培にいそしんできました。自分たちのカンティーナは、50年代に父アメリーコ・プリンチピアーノの手によって実現され、1993年から、息子である現当主、フェルディナンドが引き継いでいます。フェルディナンドは、畑でも、醸造面でも、アメリーコから貴重な経験を得てきましたが、2004年に、その哲学と概念をあらためて定義しなおしました。醸造は、とりまく自然と地域環境の特徴を子細に反映させるためのものであると考え、そのために化学肥料や除草剤、殺虫剤、防カビ剤の使用を放棄するのを信条としまし、野生酵母で発酵することを好みました。サステイナブルで自然環境との調和をとるスタイルを実現するために、発酵時には温度管理も硫黄の添加も行いません。高品質のワインを生み出すために、ブドウ畑が円熟していることが根本的な役割を果たします。プリンチピアーノ家が所有しているクリュのブドウの樹齢が40年から60年におよぶことを、誇りに思ってもいいのではないでしょうか。【rouge】 【italia】 【v2020】 【wakaumaaka】 【nature】
「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。