hk へんかめ 5 最近結構色んな酒屋で売り出しているシングルモルトで、グレンフィディック同様鹿のマークが目印のロッホローモンドの蒸留所のブレンデッドウイスキーです。この蒸留所は蒸留時のピートの使い分けをするなどして、ロッホローモンド、インチマリン、インチモーンという3つのシングルモルトのブランドを販売しているそうです。なんでもモルトウイスキーの製造設備とグレーンウイスキーの製造設備を併設している、スコットランドでも珍しい蒸留所なのだそうです。なので、このクランスマンはグレーンもモルトも独自で生産されたレアなウイスキーということになりますね。ま、「能書きはいい、飲めば分かる」と、言うわけでまずは栓を開けると香りは甘くフルーティです。ただ飲んでみると、意外とスモーキーな要素が強く、それ以外だと熟したリンゴ様の風味にトウモロコシや麦のような穀物香、バニラ香辺りが中心の味わいになっています。後味にもこの蒸したトウモロコシのような風味が残り、これは特徴的で美味しいですね。安いウイスキーでも掘り出し物なんじゃないかと思います。有名なブレンデッドで言えば、これに弱冠近い味わいなのはピート香はこのクランスマンより大分強めなティーチャーズやベルやエンシェント・クラン辺りでしょうか。クランスマンは、上記のブレンデッドよりは豊富な穀物香の味わいの存在感が大きいですね。コスパの高い作品だと思います!個人的にはブレンデッドで好きなのはエンシェント・クランやベル、ジョニ黒なので、比較的近い系統のこの作品もかなりお勧めなところはあります笑飲み方は各々だと思いますが、25度くらいの常温のストレートだと香りも開きますし、クランスマンのなかなかに質の高い味わいが堪能できますのでお勧めです!安いウイスキーですが、何気に酒屋ではレアな存在ですので、これは試して欲しいですね!