鴻渡園(こうどえん)の「特上加賀棒ほうじ茶」は一番茶の茎の部分をその本来の香味を生かすように丹念に煎じております。
その独特のまろやかな風味と透明感のある香りをお楽しみください。
棒茶の由来
明治時代、加賀地方は全国でも有数のお茶の産地でありました。
しかし、雪の多い寒冷な気候のため秋番茶が摘採出来ないことに加え、良品はそのほとんどが欧米向けに輸出されてしまうため庶民の日常のお茶は不足しがちでした。
棒茶はその様な日常のお茶を賄うため、お茶の茎の部分を材料に独自の製法により考案された加賀地方発祥のほうじ茶です。
他のお茶では味わえない独自の香味があり現在でも加賀地方の食生活に欠かせないお茶となっております。
■商品名 特上加賀棒ほうじ茶
■原材料名 緑茶
■原料原産地 国産
■内容量 70g
■保存方法 高温・多湿を避け移り香にご注意ください
■製造者名 鴻渡園
独特のまろやかな風味と透明感のある香り 加賀伝統 国産茶葉
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鴻渡園
鴻渡園の創業は明治2年(1869年)。そのころ周辺には3、40軒もの製茶場があった。小松は、加賀藩三代藩主・前田利常の時代から続く一大お茶どころだった。江戸末期から明治にかけて、日本緑茶は生糸と並ぶ主要な輸出品としてもてはやされた。小松地方のお茶も今江潟から船で神戸へ運ばれ、大量に輸出されたそうだ。それで、地元にはいいお茶が残らなかった。仕方なく、製造過程で取り除かれる茎の部分を焙じて飲んでみたところ、それがまた実においしかったのだという。それから焙じ方にも工夫が凝らされるようになり、今では「加賀棒茶」として人気の商品になった。